脱☆プラスチック生活

脱☆プラスチック生活
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昨年、世界中に店舗を持つスターバックスやマクドナルドがプラスチックストローの廃止を発表しました。

今回は、プラスチックストローがなぜ今問題になっているのかをご紹介します☆


プラスチックストロー廃止の理由
飲食店などでよく使われるプラスチックストローは、ポイ捨てやゴミ収集時の取りこぼしによって地面に残され、小さくて軽いため風や雨に流されて自然界に流出します。
2015年のサイエンス誌に『アメリカのビーチには約75億本のプラスチックストローがばらまかれていると推定される』との記事が掲載され、膨大な数のプラスチックストローが海を漂っている実態が取り上げられました。また、鼻にプラスチックストローが刺さったウミガメの動画が世界中で拡散され、廃止への流れが強まりました。


プラスチックゴミの悪影響
ストローに限らず、海のプラスチックゴミは大きな問題です。今までに作られてきたプラスチック製品の内、ゴミになったものが63億トンあるとされますが、その内リサイクルされたものはたった9%で、大部分は埋め立てや海へ投棄されています。そして多くの生物が、海を漂うプラスチックを飲み込んで窒息したり、それに体がひっかかって自由に動けなくなったりするなど、命を脅かされています。
また、プラスチックが自然界で分解されるには膨大な時間が必要で、理論上では数百年から数千年の間残り続けるため、何千年先の海にもプラスチックゴミが漂っていると考えられます。


除去不可能な『マイクロプラスチック』
海中のプラスチックゴミは太陽光の紫外線により少しずつ劣化し、波にもまれたり、岩や砂に削られたりして細かく砕かれていきます。そうして出来た、大きさが5mm未満のものは『マイクロプラスチック』と呼ばれます。マイクロプラスチックは大きなプラスチックゴミと違い、除去する方法がありません。また、北極の氷の中からも発見されていることから、長い年月を経て世界中を巡り続けているのがわかります。
また、マイクロプラスチックは魚貝類の体内からも発見されています。マイクロプラスチックを口にしたプランクトン、小魚を食べることでさらに蓄積されます。現時点では、マイクロプラスチックが生き物の健康状態にどれだけ影響を及ぼすのか、また人間がその魚を口にした場合の影響もまだわかっていません。


除私たちにできること
とはいえ、プラスチック製品は私たちの生活においてなくてはならないものです。不要な使い捨てプラスチック製品を安易に使わないよう気を付けること、使った後は海洋に流出しない努力をすること、また、マイクロプラスチックになってしまう前に海辺のゴミを拾うことなどが私たちにできることなのかもしれません。数千年先の海と生き物を守るために。

この物語は、南アメリカの先住民に伝わるお話です。
森が燃えていました。森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました。でも、クリキンディという名のハチドリだけはいったりきたり。口ばしで水のしずくを1滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます。 動物たちがそれを見て 『そんなことをしていったい何になるんだ』といって笑います。クリキンディはこう答えました。
『私は、私にできることをしているだけ』

【 ハチドリ 】
中南米と北米に生息する体長10センチ前後の鳥。ハチのように空中で静止して花の蜜を吸う時に「ブーン」という音を立てることが由来。


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最終更新日 2019年02月12日(火)