食通語通 ☆身土不二(しんどふじ)

食通語通 ☆身土不二(しんどふじ)
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食を通して言葉を学ぶ。「食」に関することわざや格言を紹介いたします。

何を食べてもおいしい「食欲の秋」がやってきますね。
今回ご紹介する言葉「身土不二」とは「人と土(環境)は一体で、人のいのちと健康は食べもので支えられ、食べものは土(環境)が育てている」という意味の言葉です。
つまり、その季節に自然にとれるものを中心に食べれば、暮らしている場所の気候・風土に適応し、季節の変化についていくことができる。という考え方です。

身土不二で大切なのは旬。たとえば夏に実る野菜や果物は、身体を冷やす働きのある成分が多く、暑さに対応できるように調整してくれます。
自然の中で育った野菜は生命力が強く、栄養も豊富です。寒い時期に露地で育てた野菜は、凍らないよう野菜の成分も濃くなり、甘みも豊富でおいしく感じます。温室育ちの野菜とは味も栄養価も大違いで、値段も安く経済的です。

秋が旬の野菜といえば、さつまいも、里芋、ジャガイモなどの芋類、しいたけ、舞茸などのキノコ類、ごぼう、れんこん、などの根菜類。タマネギやニンジンといった、1年中見かける野菜の中にも、実は秋が旬というものもがたくさんあります。

夏に弱った胃腸の調子を整え、冬に備えるための脂肪分が豊富な野菜がおいしくなる。まさに実りの秋は食欲の秋なのです。

今年の秋は「身土不二」を意識して、旬の食材を楽しんでみてはいかがですか?

※ユウベルメールの件名に「きせつのレシピ」と記載しておりますが、正しくは「食通語通」となります。お詫び申し上げます。

最終更新日 2017年09月19日(火)